形稽古の範囲

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  5. 形稽古の範囲

当クラブにおける形稽古の稽古範囲として、いくつか挙げますと次のとおりです(順序性はありません)。

1.手刀単独動作(5(動きの本数を指します、以下同じ))

2.乱取基本の形(17)

3.10本の裏(10)

4.規定座り技(8)

5.規定立ち技 (6)

6.7本の崩し表裏 (14)

7.8本の崩しからの技 (8)

8.護身法 (49)

9.古流第一の形 (24)

10.古流第二の形 (16)

11.古流第三の形 (50)

12.古流第四の形 (25)

13.古流第五の形 (23)

14.古流第六の形 (39)

15.15の形 (15)

これらのほかに、「運足」や「受け身」、「膝行」、「当て身のつくり」など多くの形があります。

これらの形は、昇級や昇段に応じて習う数を増やしていくものでありますが、すべてを習うこと自体に意味があるのではなく、例えば「乱取基本の形」に習熟するだけでも非常に有意義なものと思います。むしろ、たくさんの形を学びきることは大変な労力を要するため、序盤で学ぶ形をしっかり繰り返して体得する方が効果は高いでしょう。

古流の形については、古流第三の形は1級過程修了後3段過程修了まで順次習い、古流第四の形は3段の審査項目となりますのでその審査時期に動作のすべてを学ぶことが基本となり、その他の古流の形は原則4段以上の方を対象としています。

昇級昇段に合わせて年月の経過とともに稽古範囲を増やしていくのは、それだけ継続的に稽古を行う根気が続く方でないと、たくさん見聞きしたところで、おそらく一つの形にも習熟することができないと思うからです。

当クラブは、形を繰り返し武道を学ぶことの意義について、体力や精神力、思考力、技力を向上させること自体よりも、向上を目指し人格を高め、向上の手法と結果を学業や産業の基礎とすることに重きを置いています。

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