短刀乱取競技 指導事項

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乱取競技においては、競技者が一定の反則行為をした場合に、その度合いに応じ「反則負け」、「注意」、「指導」を宣告されます。それぞれ慎むべきものですが、このうち「指導」 に該当するものとして、代表的なものを挙げると次のとおりです。

競技者が

①自然体を逸脱した変則姿勢をとること。
②自分の身体を捨てて技をかけること。
③移動に因らず、急所又は肘関節に直接急激な負荷を加えること。
④相手の道衣を掴むこと。
⑤短刀側が短刀の後方部分を余らせた状態で持ち、短刀突きを行うこと。
⑥短刀側が適正な間合いを無視した短刀突きを行うこと。
⑦短刀側が徒手側のかける技を防御する際に、徒手側の腕を掴む、しがみつく、屈み込む、又は手刀を脇の下に入れて抱え込むこと。
⑧短刀側が徒手側に腕を掴まれる前に、「返し技」をかけること。
⑨徒手側が相手の短刀を無視して、体捌きを行うことなくむやみに接近すること。
⑩相手側が短刀突きを捌く際、衝撃的な手捌きを用いること。

このほかにも「指導」となる行為はいくつかあり、そして、「注意」や「反則負け」となる行為もありますが、どれも合気道の特質を生かすためのものですので覚える必要があります。

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